育児の中で保護者の負担が大きなものの一つに夜泣きがありますよね。
夜泣きは毎日つづくし、寝たかと思ったら布団に着地した瞬間起きる!なんてこと経験している方も多いと思います。私は少しでも眠りたかったので、子どもが小さい時よく小児はりをお願いしていました。
「小児はりってなに??」「こどもにはり刺すの!!」ってイメージされる名前ですがはりは刺しません。
美顔ローラーの小さいものみたいな器具を使ったり、ミニツボ押し棒のようなものをつかいます。
おうちでツボを押してみようかなと思った時は、お子さまをお膝の上に座ってもらった状態で保護者の方が軽く手を握る感じで押してみてください。強さはマシュマロをつぶさない程度のやさしさで大丈夫です。
保護者として経験した小児はりのエビデンスを調べていたら、大きめの研究があったので紹介します。
さまざまなツボを使っているのですが、研究の多くで中衝と四縫のツボを使用しているとのことです。場所を貼っておきますね。参考にしてみてください!
小児患者の夜泣きに対する鍼灸治療: 臨床研究のシステマティックレビュー
林安1 2、宋恩姫3、李恵元4、金正泰5、金恩燮6、李明洙1 2
PMID:34336731 PMCID:PMC8316751 DOI:10.3389/fped.2021.647098
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この記事を書いているのは…
3人の子育て中の理学療法士【上市】です。主にエビデンスに基づいた医療記事・子育ての情報・当院のわちゃわちゃした話などを書いております。当院twitterの中の人です。よろしくお願いします。