骨盤矯正を考えている人
「骨盤矯正はいつから始めればいいのか知りたい」「自分に合ったベストなタイミングってあるの?」「やっちゃいけないことってあるの?」
こういった疑問に答えます。
本記事のテーマ
産後の骨盤矯正はいつから?【やっちゃダメなことも紹介!】
骨盤矯正はいつ、何をすればいいのか
1.骨盤矯正をいつ始める?【3つのタイミング】
1-1妊娠中にはじめるメリット・デメリット
1-2産後にはじめるメリット・デメリット
1-3入院中にはじめるメリット・デメリット
2.骨盤の歪みとセルフケア
2-1歪みチェック
2-2やっちゃダメなアレを紹介!
記事の信頼性
記事を書いている私は、 1男2女のママです。 16年目の理学療法士で日本理学療法士学会、大阪府理学療法士会、及び産科リハビリテーション研究会の会員です。
1.骨盤矯正をいつ始める?【3つのタイミングとは】
1-1 妊娠中の骨盤ケア|メリット、デメリット
妊娠しているときに「いつから骨盤矯正を始めよう」と考えた人には妊娠中から始めてくださいといいます。それは、メリットの方があまりに多く、やらなかったことによるダメージが大きすぎるからです。
妊娠中に骨盤ケアを行うデメリット
- 骨盤ベルトを着けて生活する面倒さ
- 骨盤ベルト装着の煩雑さ
- 費用が掛かるということです。
妊娠すると身体は骨盤を緩みやすくし、赤ちゃんを産道から出てこられるように準備を始めます。腰回りの筋肉が弱体化している現代人には緩い骨盤を筋肉の力で歪まないようにキープすることができません。そのため、骨盤が歪み妊婦さんは不快症状に苦しむことになります。
妊娠中に骨盤ケアを行うメリット!
- 切迫早産の予防
- 逆子の予防
- ベビーの股関節脱臼予防
など、直接赤ちゃんに関わってくる症状をママが予防してあげることができます。
- 脚の付け根や恥骨、おしりの痛み、腰痛など軽減または消失
- つわりが軽くなる方もいます
- 出産時の大量出血予防
- 難産の予防
また、ママに直接かかわってくる症状を予防してあげることもできます。
残念ながら、お医者さんの中には妊婦さんの痛みや不快症状に対して「妊娠してるからしかたない」という見識を持っている方も少なくなく痛みに耐えているママも多いです。妊娠中の痛みは治りますよ。
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1-2 産後の骨盤ケア|メ リット、デメリット【重要】
産後の骨盤ケアはいつまでがいいの?と聞かれることがあります。産後3~4か月はママの身体が自分で骨盤を締めていく時期なので、その時期に骨盤矯正を行うと自然に近い形で身体を戻せるので勧められています。では、その時期を逃したらもう間に合わないの?というとそんなことありません。いつの段階でも間に合いますよ!
産後の骨盤ケアのデメリット
- ベビーを預かってもらうまたは、連れてこなくてはいけない
- 赤ちゃん連れで治療してもらえるか確認を取らないといけない
- 出産からどれくらい期間がたっているかで施術方法が異なることを知っている治療者を探さなくてはいけない。
- 出産からどれくら期間がたっているかで、セルフエクササイズが異なることを理解してプランを立てなくてはいけない。
- 中止基準を分かっている必要がある。
産後の骨盤ケアのメリット
- 産後の体型改善
- 腰痛の予防と改善
- 子宮脱(骨盤内蔵機下垂)の予防
- 尿漏れトラブルの改善と予防
- おっぱいトラブルの改善
- 生理トラブルの改善
- 不妊症予防
身体の内部に大きく影響をしているのが分かりますか。骨盤が歪み、緩んでいると循環が悪くなるので代謝も悪くなり母乳の出に大きな差が出ます。ママにもベビーにも産後の骨盤矯正はメリットありです。
1-3 入院中の骨盤ケア|メリット・デメリット
出産直後が一番骨盤が緩んで、歪みやすいので分娩台上で骨盤を締めてもらうことができれば一番いいです。出産直後から骨盤も締めないで歩いて部屋に行くなどしないでね。
入院中の骨盤ケアをするデメリット
- 自分ではできない
- 出産に疲れてしんどくて動きたくない
- 助産師さんの理解を得ていないと頼みにくい
入院中に骨盤ケアをするメリット
- 子宮復古を促す
- 子宮脱などの骨盤内臓器脱を防ぐ
- 出血を止める
- 痔の回復を早める
- その他産後の骨盤ケアのメリット
2.骨盤の歪みとセルフケア
2-1歪みチェック
簡易的にあなたの骨盤が歪んでいるかチェックしてみましょう
下記の何項目が当てはまりますか?
一般チェック
- 下腹部だけがぽっこりでている
- 生理痛がひどい
- 生理不順がある
- 下半身が痩せにくい
- スカートの中心が同じ方向に回ってずれる
- ネックレスが同じ方向にずれる
- ショルダーバックをかける肩が決まっている
- 左右の靴底の減り方が違う
- ウエストのくびれの高さが左右で違う
- 便秘がち
- 下半身がむくみやすい
- 冷え性
- 脚の長さが違う
- O脚
- 腰痛がある
- 猫背
- 肩こりが酷い
- 椅子に座るときに脚を組んでしまう
- あまり歩かない
- よく頭痛が起きる
20項目中いくつ位あてはまりましたか?
<結果>
0-3 項目当てはまる … 骨盤はいい状態です。このまま保ってね。
4-7 項目当てはまる … 骨盤の緩み・歪みは軽度です
8-14 項目当てはまる … 骨盤の緩み・歪みは中等度です。
15-20 項目当てはまる … 骨盤の緩み・歪みは重度です。
産後ママさんで、難産・逆子だった方や乳腺炎になりやすい方、痔や尿漏れが治らない方、子宮が落ちてきているような違和感のある方、腰痛や肩こりが取れない方は要注意!
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2-2やっちゃダメなアレを紹介!
昔はどこの産院でも当たり前にウエストニッパーなどで子宮を強く締め付けていました。しかし、骨盤の上部を強く締め付けることで下垂している骨盤内蔵機をさらに骨盤底に圧迫することで、骨盤底の復古、子宮脱の原因になるという研究が発表されました。
産後に閉めなければならないのは、骨盤の下部です。緩んだ骨盤が閉じ固まってくる産後3~4か月までは、骨盤内蔵器を定位置に引き上げる事で、産後の復古を良くします。
そのことから、補正下着の着用も産後3~4か月たってからが望ましいと思います。
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以上、骨盤矯正はいつからやればいいの?をお届けしました。
結果、気がついた今が骨盤矯正をするチャンスだよってことです!ご予約はいますぐ!!
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妊婦さん、産後ママのための骨盤の知識BOOK 著者:小林寿子
から引用させていただいています。